COLUMN
コラム
高速道路建設は、都市の流動性の増大と経済活動の活性化を可能にする鍵となるプロジェクトです。しかしこのような取り組みには、さまざまな課題が絡み合い、それらを解決するためには施工管理技士の知識と技術が試されます。本稿では、横浜青葉ジャンクションにおける上部工架設工事に直面した難問と、それを解消した策を詳細に解説します。
横浜青葉ジャンクション建設に際して、既存のP1橋脚のリノベーションが不可避となりました。この橋脚は、ジャンクションの拡張に対応するために既に設置されていましたが、新しい専用ランプの設置には、P1橋脚に新たな受台が必要でした。この作業は時間がかかり、工程の精密な管理が求められました。
専用ランプを設置する予定地の直下には、工事用道路の設置が計画されていました。しかし、ダンプトラックなど土砂運搬車両や他工区の車両もこの道路を利用するため、架設のためのベント設備が道路と干渉する問題が発生しました。この結果、計画の修正が必要となりました。
北西線の開通は東京オリンピック前を目指しており、追加工事となる既存P1橋脚のリノベーションを含む架設工事も、工期を延ばすことなく進行させる必要がありました。特に、P1橋脚は発注者とは別の事業者が所有する構造物であり、施工を開始するためには所有者との協議が必要でした。
既存のP1橋脚リノベーションでは、新たに設置する受台と専用ランプの自重によるP1橋脚の強度試験を行い、架設段階での補強が不要であることを確認しました。また、新受台と既存P1橋脚との接続はボルトで設計されていましたが、全てのボルト孔を予め開けると、時間がかかるだけでなく、施工誤差で接続不能となる可能性もありました。そこで、フランジ(G1, G3のみ)は端部の1列のみを先行開け、それ以外は受台設置後に開けるという新たな方針を採用しました。
専用ランプの架設は当初、既存のP1橋脚からsp4橋脚方向に順次進める予定でしたが、新設受台設置後でなければ架設できない問題がありました。そのため、計画を大きく修正し、以下の手順で進めることとしました。
この修正により、工事用道路の交通と他の工事への影響を最小限に抑えることができました。
本稿では、横浜青葉ジャンクションでの上部工架設工事における難題と、それらを解決するための創造的な対応策を示しました。既存P1橋脚のリノベーション、工事道路との干渉、工期遵守という課題に対し、具体的な工夫と改善策を適用し、成功へと導きました。
大幅な架設計画の変更を行いながらも、当初の工程を変更することなく工事を完了させることができました。そして、この計画変更により、工事用道路の交通および他の工事への影響も最小限に抑制することが可能になりました。
我々施工管理技士にとって、現場での課題を解決する新たな視点とアプローチを常に持つことが求められます。技術の進歩とともに新たな課題が生じるでしょう。しかし、それらの課題を解決することで、我々はより良い建設現場を作り出すことができます。
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